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スマート機械システム創成技術に基づいた生体医工学研究拠点(BERC)
「スマート機械システム創成技術に基づいた生体医工学研究拠点の形成」(BERC:Biomedical Engineering Research
Center)は,文部科学省私学助成(戦略的研究基盤形成支援事業(2008年−2012年度))に採択された研究テーマの一つです.本研究事業は,2003−
2007年度にハイテクリサーチセンター事業として実施された「スマート機械・バイオシステム(SMBC)」の研究において蓄積された技術を展開して医工学研究拠点(BERC)を形成することを目的とし,基礎医工学研究プロジェクトと応用医工学研究プロジェクトの二つの研究プロジェクトを有機的に実施しています.
このBERC研究プロジェクトの拠点として,MBSC棟(八王子キャンパス16号館)があり,クリーンルームをはじめとした最新鋭の研究用装置等が多数設置されており,学部授業での簡易実験や,学部卒業論文や修士論文作成などでにこれらの装置類を使用することができます.
上記に主な設備を写真入りで説明しましたが,他にも最新鋭の実験設備が豊富に備えられています.
主要な研究装置および設備の一覧は以下の通りです.
■研究装置
「スマート機械システム創成技術に基づいた生体医工学研究拠点の形成」(BERC:Biomedical Engineering Research
Center)で行われている研究テーマは次の通りです.
研究テーマ名 | 主な研究者 | 所属 |
基礎生体医工学プロジェクト | ||
1.1 幹細胞等バイオメカニクス | ||
1.1.1 幹細胞をベースにした生体組織再生用材料の創成 | 藤江裕道 | 総合研究所教授 |
1.2 バイオマテリアル・デバイス | ||
1.2.1 マイクロ・ナノ規則性構造材料創製技術の開発とマイクロバイオシステムへの応用に関する研究 | 小野幸子 阿相英孝 |
応用化学科教授 応用化学科准教授 |
1.2.2 超音速フリージェットPVDによるハイドロキシアパタイト膜の開発に関する研究 | 湯本敦史 | 芝浦工業大学助教 |
1.2.3 人工骨材料の開発と力学解析 | 何 建梅 | 機械工学科准教授 |
1.3医用エネルギ工学 | ||
1.3.1 マイクロスケール下の熱流体挙動、医用エネルギ機器およびマイクロエネルギ機器の開発に関する研究 | 大竹浩靖 | 機械工学科教授 |
1.3.2 体内埋込用ポンプ開発のための基礎的研究 | 佐藤光太郎 | 機械創造工学科教授 |
1.3.3 微生物による水素ガス生産 | 小野寺一清 | 総合研究所客員研究員 |
1.3.4 酵素反応マイクロリアクタの反応成績 | 長本英俊 | 環境化学工学科教授 |
1.4 バイオミメティクス・ロボティクス | ||
1.4.1 マイクロ機械のロボット化に関する研究 | 三浦宏文 鈴木健司 信英明 |
名誉教授 機械システム工学科教授 機械システム工学科准教授 |
1.4.2 生物の水中運動メカニズムの解明とそのスマート機械による模倣 | 水野明哲 金野祥久 |
機械工学科教授 機械工学科准教授 |
1.5 マイクロ構造の評価・加工技術 | ||
1.5.1 バイオマイクロ構造体における強度特性評価システムの開発と力学的特性評価 | 立野昌義 後藤芳樹 |
機械工学科教授 機械工学科教授 |
1.5.2 マイクロスケール機構の製作と評価に関する研究 | 鈴木健司 小林光男 |
機械システム工学科教授 機械システム工学科教授 |
1.5.3 マイクロポーラス金属の材料特性評価 | 塩見誠規 | 機械創造工学科教授 |
1.5.4 光造形による3次元マイクロ部品の成形加工と医用工学への応用に関する研究 | 西谷要介 佐藤貞雄 |
機械工学科講師 機械工学科准教授 |
応用生体医工学プロジェクト | ||
2.1 幹細胞を用いた組織再生工学 | ||
2.1.1 幹細胞を用いた軟骨再生 | 藤江裕道 大家 渓 |
総合研究所教授 総合研究所助教 |
2.1.2 幹細胞を用いた靭帯・腱の再生 | 木村雄二 藤江裕道 |
マテリアル科学科教授 総合研究所教授 |
2.2 マイクロバイオデバイスの開発 | ||
2.2.1 Ni-Ti形状記憶合金のバイオデバイスへの適用 | 木村雄二 | マテリアル科学科教授 |
2.2.2 バイオメトリクス環境センサの研究 | 疋田光孝 | 機械創造工学科教授 |
2.3 医療支援ロボットの開発 | ||
2.3.1 歯科患者ロボット | 信英明 | 機械システム工学科准教授 |
2.3.2 6軸ロ体信号処理に基づく医療装置の開発と応用 | 石井千春 | 法政大学准教授 |